
「国民健康保険」とは何なのか?
日本では国民のすべてが公的な保険制度に加入することが義務付けられています。
外国人留学生の場合は「国民健康保険」に加入します。これは市区町村が運営をし、在住の市区町村の役所で加入の手続きをし、保険料を支払います。
国民健康保険に加入していれば、病院で払う治療費はかかった費用の30%の負担で済みます。
国民健康保険に加入する人は以下の人たちが該当します・
・会社で健康保険などに加入していない人
・生活保護を受けていない人
・国民健康保険組合に加入していない人
・後期高齢者医療制度に加入していない人
●留学生の為の「国民健康保険」について
平成24年7月より、外国人住民で3カ月超えて日本に滞在する外国人は、国民健康保険に加入する必要があります。
<対象者>
具体的な対象は、中長期在留者(在留カード交付対象者)です。
中長期在留者(在留カード交付対象者)は、日本に在留資格をもって在留する外国人であって、3カ月以下の在留期間が決定された者や短期滞在・外交・公用の在留資格が決定された者以外の者です。彼らは、改正後の入管法の規定に基づき、上陸許可等在留に係る許可に伴い在留カードが交付されます。
<手続きの仕方>
国民健康保険の手続きは、住民登録を行った市区町村役場の国民健康保険窓口に、在留カードまたは外国人登録書を持参すると、国民健康保険証が発行されます。
※住民登録についてはこちら⇒http://sijpn.com/visit
<国民健康保険証の使い方、提示するタイミング>
医療機関を受診する際は、その都度、国民健康保険証を提示するのが正しいです。
窓口で受診の手続きをする際に提示しましょう。
●「国民健康保険」でカバーされる医療費について
以下の場合のみ医療費が70%カバーされ、自身の負担はかかった医療費の30%になります。
- 通常の診察、手術、医療処置
- 薬代
- コルセット、ギブスなどの費用
- 医師が必要と認めた付き添いの介護費用
日本には様々な保険制度が存在します。詳細は厚生労働省のHPに記載されおります。
厚生労働省HP(英語版)⇒http://www.mhlw.go.jp/english/
●「国民健康保険」の支払い方法
- 在留カードの交付手続きの際に登録した住所に「納付書」が郵送されてきます。
- 指定されている金額を、下記の納付方法で入金します。[納付方法]
- 口座振替
- 納付書で1年間ぶんを一括支払
- Yahoo公金 でクレジットカードでの支払
納付料金や納付期間は、住んでいる自治体によって異なります。
納付書を使って 1年分を一括納付すると、やや割安になるのでおススメです。
納付書を使っての支払は、以下の場所から行うことできます。
- 市区町村役場
- 銀行
- 郵便局
- コンビニエンスストアなどの窓口